NANA(ナナ) 漫画 あらすじ:完結?最終回は?連載再開は?・安全にお得で読む方法

NANA 漫画 あらすじ 少女漫画・コミック
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「『NANA』ってもう最終回まで出てるの?」「続きは読めるの?」「ナナとハチはどうなったの?」──いまもいちばん多い疑問はこの3つです。

『NANA』は2000年代の東京を舞台に、夢と恋と孤独にまっすぐぶつかった女の子たちの物語です。21巻までで物語はいったん止まったまま、正式な最終回はまだ描かれていません。

それでも多くの読者が「この子たち、幸せになってほしい」と願い続けています。

本記事では、完結状況や連載再開の可能性、あらすじ(ネタバレなし/あり)、キャラ相関や未来パートまでていねいに整理して、いまの『NANA』をまるごとお伝えします。

『NANA(ナナ)』は完結してる?最終回・連載再開の最新状況とあらすじ・登場人物まとめ

NANA(ナナ)メインキャストイメージ1
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  • NANAは完結してる?最終回はまだ?連載再開はいつ?
  • 作品データ・作者と出版社まとめ
  • あらすじ(ネタバレなし)
  • ネタバレあり あらすじ
  • 巻ごとの主要展開まとめ
  • 登場人物・相関図まとめ
  • よくある疑問と考察
  • 『NANA』が今も刺さる理由
  • 口コミ・評判・評価
  • アニメ・実写映画はどこまで描かれてる?どこから先が原作だけの展開?

NANAは完結してる?最終回はまだ?連載再開はいつ?

まずいちばん大事なところからお話します。『NANA』はまだ完結していません。正式な最終回は出ていない状態です。

『NANA』は、集英社の月刊誌『Cookie』で2000年から連載が始まりました。単行本は21巻まで発売されていますが、作者・矢沢あい先生が体調を崩され、2009年に長期休載となりました。連載は『Cookie』2009年8月号から休止中で、現在も再開時期は未定です。

21巻には物語の第80話までが収録されています。そのあと『Cookie』本誌には第81~84話が掲載されましたが、これらはまだ単行本(いわゆる22巻)にはまとまっていません。

なので、21巻は「物語の一区切り」ではあるものの、本当のラストではありません。

そして気になる「続きを描く予定はあるの?」という点ですが、矢沢あい先生ご本人は「描きたい気持ちはある」といったニュアンスのコメントを過去に語っており、2013年には『Cookie』に番外編の2ページ漫画「淳子の部屋」を描き下ろすなど、完全に現場から離れたわけではありません。

ただ、本編の再開時期は今も発表されていません。

つまり今の『NANA』はこういう状況です。
・完結=していない
・21巻=まだ途中
・最終回=未発表
・連載再開=未定(先生は療養中)
この未完成のまま止まっている感じも、『NANA』がずっと語られ続ける理由のひとつなんですよね。

作品データ・作者と出版社まとめ

・作品名:『NANA(ナナ)』
・作者:矢沢あい
・掲載誌:集英社『Cookie』(少女/女性向けマンガ誌)で2000年から連載開始
・単行本:集英社(りぼんマスコットコミックスCookie/愛蔵版など)から21巻まで発売中。21巻には第80話まで収録
・連載状況:2009年から作者の療養のため長期休載。再開時期は未定
・未収録話:第81~84話は『Cookie』2009年春~夏号に掲載済みだが未単行本化
・受賞歴:第48回小学館漫画賞・少女向け部門(2002年)を受賞しており、少女漫画として高く評価されました
・発行部数:累計発行部数は5000万部超とも報じられ、国内外で読まれる人気作です。
・メディア展開:TVアニメ(全47話)や実写映画『NANA』『NANA2』など多数メディアミックス化され、主題歌も社会現象級のヒットになりました。

あらすじ(ネタバレなし)

『NANA』は、まったくタイプの違う2人の女の子が、同じ「ナナ」という名前をきっかけに出会うところから始まります。

ひとりは小松奈々。恋愛体質で、好きな人を追いかけてすぐに飛びこんでしまう素直さと危うさを持つ女の子です。奈々は「大好きな彼のそばにいたい」という思いだけで地元を飛び出し、上京の電車に乗ります。

もうひとりは大崎ナナ。強いまなざしと圧倒的な歌声を武器に、仲間と組んだバンド「BLACK STONES(ブラスト)」でメジャーデビューを本気で狙うロックシンガーです。恋より音楽、依存より自立。そのプライドで生きてきたはずの彼女も、心の奥では誰かを強く求めています。

同じ列車で偶然となり合わせた2人は、再会をきっかけに東京で同居することになります。古いけれど愛おしい707号室でのルームシェアは、友情というより同盟に近いもの。2人はお互いの夢や弱さや嫉妬をぶつけながらも、「この人だけは失いたくない」と思い合うようになります。

やがて物語は、恋と夢の両方を追う苦しさへ深く踏みこんでいきます。人気バンド「TRAPNEST(トラネス)」のメンバーとの縁、元カレとの再会、憧れと依存、嫉妬と居場所。若さゆえの無鉄砲さは眩しいけれど、そのぶん傷つき方もとても生々しいです。

『NANA』はただの恋愛漫画ではありません。友達だと思っていた人に裏切られる怖さ、夢が叶いかけた瞬間に押し寄せるプレッシャー、愛する人を失うかもしれない不安……大人になってから読むと、あの頃わからなかった痛みが胸に残ります。読者の年齢が変わるたびに、見える景色が変わる作品です。

ネタバレあり あらすじ

ここからは物語の深いところまで触れます。未読の方はご注意ください。

奈々(ハチ)は、彼氏にふられた寂しさを埋めるように、人気バンドTRAPNESTのベーシスト・タクミと関係を持ってしまいます。一方で、奈々はブラストのギタリスト・ノブとも惹かれ合い、心から大切にされる恋を知ります。

けれど奈々が妊娠したことで状況は一気に崩れます。お腹の子の父親が誰なのかははっきりしないまま、タクミは「俺が責任をとる」と言い切り、奈々は子どもを守るためにタクミを選びます。これはとても現実的で残酷な決断で、奈々もノブも深く傷つきます。

ナナは、昔の恋人であり今はTRAPNESTのギタリストであるレンと再び強く結びついていきます。けれど、ふたりの愛は「ただ好きだから一緒にいる」では済まなくなります。人気とスキャンダル、薬物への依存、カメラに追い回される日常。ナナ自身も精神的に追いこまれ、歌うことと愛することの両立が難しくなっていきます。

物語の後半では、仲間たちが大人としての覚悟を迫られる出来事が続きます。奈々はタクミと家庭を築き、子どもを育てる道を選びます。未来パートでは、奈々とタクミの間に「蓮」と「皐(さつき)」という子どもが登場し、タクミはロンドンで生活、奈々は日本に残って子どもを育てている様子が示唆されます。家族は一緒にいられないまま、それでもそれぞれの形で親になっているのが苦しくも切ないです。

一方、ナナの恋人レンには悲劇的な事故が起こります。レンを失った衝撃のあと、ナナは仲間の前から姿を消してしまいます。未来の場面では、ブラストのメンバーは大人として別々の道を歩みつつ、今もなお「ナナが帰ってくる日」を待っていることが描かれます。ナナの不在は、物語全体に大きな穴のように残り続けます。

この「未来から語られる現在」という構成が『NANA』の独特な緊張感です。私たちは「このあと何が起きたの?」と問い続けることになるのですが、その問い自体が今も未解決のまま残されているからこそ、忘れられないんです。

巻ごとの主要展開まとめ

『NANA』は感情のグラデーションが激しいので、どこから重くなるの?どこから大事件?とよく聞かれます。ざっくり流れをまとめます。

1~5巻
奈々とナナが出会い、707号室で同居を始めます。ブラストの再始動、ナナとレンの関係の再燃、奈々と彼氏・章司のすれ違いと別れ、そして奈々がタクミやノブと出会い、恋と孤独がいっきに加速します。ここまでは「夢と恋の東京デビュー編」で、読んでいてドキドキする段階です。

6~10巻
ブラストが本格的にメジャーの世界へ踏み出し、ナナとレンの関係は世間の注目の的になります。奈々はノブと本気で惹かれ合いますが、タクミとも切れず、妊娠をきっかけにタクミと一緒になる決断をします。「好き」だけでは守れない現実が突きつけられる、とても苦しいゾーンです。

11~15巻
バンド活動と芸能界のしがらみ、そしてメディアの過熱が物語の中心になります。奈々はタクミのパートナーとして表舞台の裏側に足を踏み入れ、いわば「誰かの彼女」から「誰かの妻・子どもの母」になる覚悟を固めていきます。ナナは歌うほどに心が削れていき、レンもまた不安定さを増していきます。心のつながりが深いほど、依存と嫉妬も深くなる時期です。

16~21巻
仲間たちは大人として分かれ道に立たされます。奈々は母として生きることを選び、未来パートでは子どもたち(蓮と皐)の存在が示されます。タクミはロンドンで息子と過ごし、奈々は日本で娘と暮らすなど、すでに家族は国をまたいで分裂しています。一方で、レンに起こる悲劇的な事故、そしてナナの失踪。ブラストは事実上止まり、それでもみんなが「ナナはどこ?」と待ち続けるところで、単行本は21巻・第80話まで到達します。

21巻まで読むと、感情はボロボロになるかも?それでも「ここで終わってほしくない」と願ってしまうラストです。

登場人物・相関図まとめ

主要キャラと関係をざっと押さえておくと、物語が読みやすくなります。

  • 大崎ナナ
    ブラストのボーカル。クールでまっすぐ。元恋人のレンとはお互い深く依存し合う関係。奈々を「ハチ」と呼び、妹のように溺愛する一方で、奈々を失うことにひどく怯えている。
  • 小松奈々(ハチ)
    恋に一直線な女の子。ナナと707号室で同居する。タクミとノブのあいだで揺れ、妊娠・出産・結婚という現実的な選択に向き合っていく。未来パートでは子どもたちを育てる母親の姿が描かれる。
  • 本城レン
    TRAPNEST(トラネス)のギタリストで、元ブラストのメンバー。ナナの恋人。スターであることの重圧と孤独から危うい生き方をしてしまい、その末に悲劇的な結末を迎える。
  • 寺島伸夫(ノブ)
    ブラストのギター。明るくて真っすぐ。奈々と本気で愛し合うが、奈々が妊娠したことで「幸せにしてあげたい」という想いと「守りきれるのか」という現実の壁にぶつかる。未来パートでは音楽から身を引きつつ、地元で仕事をしながら、ナナや仲間を想い続けている。
  • 一ノ瀬巧(タクミ)
    TRAPNESTのベース。頭が切れて情が深い、でも自己中心的にも見える男。奈々の妊娠に「俺が父親になる」と言い切り、奈々と子どもを守る道を選ぶ。将来は奈々と別居しつつ、ロンドンで息子(蓮)と暮らしている描写が示される。
  • 芹澤レイラ
    TRAPNESTのボーカル。天才的な歌声の裏に、大きな孤独を抱える女性。シン(シンイチ)との関係や、タクミへの複雑な想いなど、バンドの光と影を体現する存在。
  • ヤス
    ブラストのリーダーでドラマー。みんなのお兄ちゃん的存在。ナナや奈々が壊れそうになるとき、最後の避難所みたいにそばにいてくれる。
  • シン(岡崎真一)
    ブラストの若いベーシスト。年齢を隠して夜の世界で稼いでいた過去や、レイラとの危うい関係など、年齢以上に重いものを背負っている。

この人間関係は恋愛だけでなく、居場所、生き方、夢の重さでつながっています。誰と誰がくっつくか以上に、「誰が誰を救えるのか」「誰が誰を壊してしまうのか」がずっと問われる相関図です。

よくある疑問と考察

Q.「22巻はいつ出るの?」
A.現時点で22巻は発売されていません。21巻の続きにあたる第81~84話は雑誌『Cookie』2009年4~7月号に載ったままで、単行本未収録です。

Q.「21巻の最後ってもう最終回なの?」
A.いいえ。21巻は大きな事件のあとに時間が進んだ未来パートを見せて終わりますが、それは「エンディング」ではなく、むしろ「これからみんなどうなるの?」という問いを残して終わっています。ナナがいない未来、奈々が子どもと生きている未来、その両方が並んで描かれていて、読者はその間を想像するしかない状態です。

Q.「ナナは生きてるの?」
A.未来の描写では、ナナは日本から姿を消し、行方が分からないままになっています。仲間たちは「ナナはまた歌ってくれる」「また戻ってくる」と本気で信じて待ち続けています。そこが『NANA』最大の未回収の謎のひとつです。

Q.「ハチの子どもの父親って誰?」
A.奈々(ハチ)は妊娠した時点で、父親が誰なのかははっきりと言いませんでした。ただ、タクミが「俺の子として育てる」と宣言し、奈々もそれを受け入れます。未来パートではタクミと奈々の子どもとして、息子「蓮」と娘「皐」が登場します。親子のかたちがどう決着したのかは、作品内でもあいまいさを残したまま描かれています。それがまた読者の間で長く議論されている理由です。

Q.「連載は本当に再開しないの?」
A.矢沢あい先生は2009年の休載以降、療養しつつも完全に表舞台から消えたわけではありません。2013年には2ページの番外編を描き下ろし、『NANA』の世界にもう一度ふれる形を見せてくれました。ただ、本編の再開時期は現在も未定です。

「ちゃんと終わりを見たい」という気持ちと「先生の体がいちばん大事」という気持ち。多くのファンはこの2つを同時に抱えたまま、静かに待っています。

『NANA』が今も刺さる理由

『NANA』は2000年代の東京の空気をぎゅっと閉じこめた作品です。タバコの匂いがするライブハウス、ちょっと無理して買ったレザー、深夜のラブホテル街、終電後のタクシー代。大人ぶりたい年頃の焦りや、恋にすがってしまう弱さ、売れることの代わりに失うもの──その全部が、今読むとむしろ新鮮に感じられます。

いまはY2K(2000年代前後)カルチャーや当時のファッションが、Z世代の女の子たちの間でかわいい・かっこいいとして再評価されています。「平成のギラギラ」や「壊れそうな恋愛観」が、逆にロマンチックに見えているんです。

『NANA』はそのムードをまるごと味わえる作品として、SNSでも「今読むとエグいくらい刺さる」と話題になり、ふたたび注目されています。

さらに、公式アプリ(マンガMeeなど)での「待てば無料」や電子書籍ストアの大幅クーポンによって、昔よりも手に取りやすくなりました。結果的に「母が昔ハマってた漫画を娘がスマホで読み始めて一緒に語る」という現象まで生まれています。

つまり『NANA』は、単なる懐かしコンテンツではなく、世代をまたいで「恋と自分の生き方、どうやって両方抱きしめるの?」という問いを投げかけ続けている作品なんです。

口コミ・評判・評価

読者の声を見ていると、とても分かりやすい傾向があります。

まず「10代のときはただの恋愛漫画だと思ってた。でも大人になって読み返したら、タクミの判断や、奈々の迷いがリアルすぎて心が痛い」といった、“年齢が上がるほど刺さり方が変わる”という感想がとても多いです。

若いときは奈々の暴走にイライラしていた人が、30代40代になると「彼女なりに一生懸命だったんだ」と共感して涙したりもします。

次に多いのが「未完なのがつらい、でもそれでも傑作」という声です。21巻まで読んで心をかき乱されたまま、いまも「ナナが帰ってくるのを待ってる」というレビューが、2025年の今も新しく投稿されています。

作品の時間が止まっているのに、読者の時間は止まらない。そのねじれが“忘れられない漫画”という評価につながっています。

最後に、「音楽・ファッション・台詞が全部かっこいい」という評価。これは当時から一貫しています。ステージの熱量や、レンとナナのぐしゃぐしゃな愛情、奈々の泣きながらの本音。その一言一言が刺さって、しばらく立ち直れないという読者もたくさんいます。

※)上記レビューはコミックシーモアの作品ページからまとめました。

コミックシーモア

アニメ・実写映画はどこまで描かれてる?どこから先が原作だけの展開?

「アニメや映画だけ観たことあるんだけど、どこから先を単行本で読めばいい?」という質問もとても多いので、ここで整理しておきます。

アニメ『NANA』は日本テレビ系で放送され、全47話+総集編3話というかなり丁寧なボリュームがあります。放送時期は2006年4月~2007年ごろで、物語としては原作漫画の12巻・第42話あたりまでがアニメ化されています。

つまり、アニメの続きが気になる人は、単行本12巻の後半(第43話以降)から読むとスムーズに物語に戻れます。

実写映画『NANA』(主演:中島美嘉さん×宮崎あおいさん)は2005年に公開され、大きな話題になりました。主題歌「GLAMOROUS SKY」はオリコンチャート1位になるほどのヒットで、音楽そのものが物語の説得力になった作品です。

映画1作目は、2人のナナが出会って同居し、ブラストとTRAPNESTの関係が動きはじめる、いわば序盤~中盤(単行本でいうと5巻あたりまで)が中心です。続編となる『NANA2』(2006年公開)では、奈々・ノブ・タクミの三角関係や奈々の妊娠など、かなりシビアな領域に踏みこんでいきます。

逆に言うと、映画とアニメで描かれていない衝撃的な出来事や“その後”──ナナとレンの行く末、奈々が母として生きていく現実、そしてナナの失踪は、原作後半(12巻以降~21巻)でしか読めません。

ここは本当に心を持っていかれるので、覚悟して読み進めてくださいね。

『NANA』を安全&お得に読む方法

NANA(ナナ)メインキャストイメージ2
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  • 今すぐ安く読む:電子書籍ストアの初回クーポン・還元
  • 無料で読む方法
  • 単行本未収録エピソードの読み方
  • raw/zip/PDFなど違法サイトは絶対NG
  • あなたに合う読み方

今すぐ安く読む:電子書籍ストアの初回クーポン・還元

「とにかく安く一気に読みたい」派なら、主要な電子書籍ストアの初回キャンペーンを活用するのがいちばん手っ取り早いです。

ここでは特に使いやすい4つのストアをご紹介します。以下の表は2025年10月25日時点の公開情報をもとにまとめています。

クーポン内容や有効期限、割引の上限額などは変わることがあるので、購入前に必ず各公式サイトで最新の条件を確認してください。

ストア名初回クーポンや還元読み放題プランの有無どんな人に向いてる?
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なお、1冊あたりの定価はだいたい税込500円台前半(例:543円税込など)で配信されていることが多いです。クーポンを使うと、1冊あたりの支払いが100円台~200円台まで下がるケースもあります。

紙よりもかなり安くそろえられることもあるので、「どうしても続きが気になる!」というタイミングで使うのが正直いちばん幸せです。

無料で読む方法

完全無料で全巻すぐに読破、というのは正直むずかしいのですが、合法的にかなり近いことはできます。

1つ目は、集英社公式の漫画アプリ「マンガMee」などの“待てば無料”システムを使う方法です。毎日回復する無料チケットや、短い広告動画を観るともらえるボーナスコインを使って、少しずつ『NANA』を読み進めることができます。

課金なしでもコツコツ読めるので、時間はかかりますが「実質ほぼ無料で最後まで追える」という読み方が現実的です。

2つ目は、コミックシーモアなどの電子書籍ストアでの「期間限定無料」巻を拾うこと。コミックシーモアなどでは、特定期間だけ1~3巻などが無料になっていることがあります。これはキャンペーン次第で変わるので、見つけたらその場で読むのがおすすめです。

3つ目は「試し読み」をフル活用すること。ブックライブやebookjapanなどでは1巻~21巻まで、各巻の冒頭を無料でかなり長く試し読みできることがあります。まず世界観やキャラの温度感をつかみたい人にはぴったりです。

「時間はあるけどお金はあまり使いたくない」なら、無料チケット系アプリを軸に、キャンペーンの無料巻を拾い、気になるところだけクーポン購入で一気に読む、という合わせ技がいちばん現実的です。

単行本未収録エピソードの読み方

『NANA』は単行本21巻で第80話まで。それ以降の第81~84話は雑誌『Cookie』にのみ掲載され、まだ単行本になっていません。

ではどうやって読むの?となると、正直ここがいちばん大変なポイントです。

2009年当時の『Cookie』現物を探すしかなく、オークションやフリマアプリでは高額になることもあります。中古市場では数万円単位で出品されることもあると言われており、かなり入手難です。

また、国立国会図書館などで雑誌バックナンバーを閲覧するという“図書館ルート”も一部のファンから紹介されています。ただしこれは現地での閲覧が前提で、データをそのままコピー・持ち帰りすることはできません。

つまり、21巻のその先を合法的に読むハードルはかなり高いのが現実です。だからこそ「22巻が正式に出てほしい」「連載再開してほしい」という声が、何年経っても消えないんです。

raw/zip/PDFなど違法サイトは絶対NG

「NANA raw」「NANA 無料 zip」「全巻PDF」などで検索して、海外サーバーっぽいサイトに流れていくケースがあります。でもそれは本当に危ないので、絶対におすすめできません。

安全面・法的リスクの両方から、正規の雑誌・公式アプリ・電子書店のみを利用しましょう。

迷ったら、公式の無料枠とABJマークのある正規ストアの試し読み・クーポンだけを使う——このシンプルなルールが自分と推しを守ります。

正規配信か迷ったらABJマークを確認。ホワイトリストも公開されています。
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会

文化庁
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あなたに合う読み方

ここまで読んで「じゃあ私はどこから始めよう?」ってなっていたら、次のどちらが自分に近いか考えてみてください。

コツコツ0円派
・毎日ちょっとずつでもいい
・スマホでスキマ時間に読みたい
・「とりあえず試してみたい」
こういう人は、マンガMeeのような公式アプリの“待てば無料”や、期間限定の無料開放巻を拾いながら読み進めるのが合います。1日に読める話数は限られますが、じわじわ2人のナナに愛着がわいていくので、気づいたら彼女たちが自分の友だちみたいに感じられると思います。

クーポンで一気読み派
・感情が耐えられないから一気に知りたい
・「ここで止まるなんてムリ」というタイプ
・長期休載前まで一気に追いつきたい
こういう人は、ブックライブ、コミックシーモア、DMMブックス、ebookjapanなどで初回70%OFFなどの大型クーポンを使って、短期間で21巻までそろえるのがいちばんストレスが少ない読み方です。夜中に涙と一緒に一気読みしてしまうタイプはこちら。

どちらも正解です。大事なのは、自分のペースで読むことと、ちゃんと公式ルートで楽しむことです。

NANA 漫画 あらすじ:まとめ

・『NANA』は集英社「Cookie」で2000年に連載開始した作品で、単行本は21巻まで出ています。まだ完結しておらず、正式な最終回は描かれていません。
・作者の矢沢あい先生は2009年以降、体調不良による休載に入っており、連載再開時期は公表されていません。ただし「少しずつまた描きたい」という気持ちは語られています。
・21巻では第80話まで収録されていますが、その後の第81~84話は雑誌掲載のみで、いまも単行本化されていません。続きはとても入手しづらい“幻の領域”になっています。
・物語は、恋に全力な小松奈々(ハチ)と、バンド活動に人生を懸ける大崎ナナという2人の「ナナ」が東京で同居し、夢と愛と孤独にぶつかっていく姿を描きます。
・後半では、奈々の妊娠・結婚、バンドの成功と崩壊、薬物やスキャンダル、そして大切な人の死など、登場人物たちが大人として選ばされる現実が重く描かれます。
・未来パートでは、奈々が母として子どもを育てている姿や、ナナが仲間の前から姿を消してしまったらしいことなど、“その後”が断片的に示されます。
・ナナとハチはただの友だちではなく、お互いにとって生きる支えそのもののような存在です。2人の関係が壊れそうになるたび、読む側も胸がきゅっとなります。
・『NANA』は2000年代の音楽・ファッション・東京の空気をそのまま閉じこめていて、Z世代にも「刺さる」「エモい」と再評価されています。
・アニメや実写映画も人気でしたが、物語の本当に重い部分や“未来の不安”までは描ききられていません。そこは原作マンガだけの領域です。
・違法なraw/zip/PDFサイトは著作権・セキュリティ両面で危険なので避けて、公式の手段で読むことがいちばん安全で、作者をちゃんと応援することにもつながります。

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