後宮の烏 漫画 どこで読める?“漫画の有無”を正しく整理/無料・アニメの続きは何巻から

後宮の烏 漫画 どこで読める 女性漫画・コミック
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アニメから興味を持って「漫画どこ?」と探す人が多い作品ですが、結論から言うと『後宮の烏』は小説です

集英社オレンジ文庫のシリーズで全7巻完結。

公式のシリーズ一覧と7巻ページに「ここに完結」と明記されています。まずはこの事実を抑えるだけで、情報の霧が一気に晴れて、読み始めるまでの迷いが消えます。

『後宮の烏』は小説です:正規で読める場所と事実整理

後宮の烏メインキャストのイメージ1
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  • “漫画”はある?公式の「まんが試し読み」との違い
  • 正規で読む:電子/紙の紹介
  • 無料はどこまで読める?
  • RAW/違法サイトについて
  • 作者と出版社
  • 英語版・海外版はある?
  • お得に読むコツ(価格感とクーポンの使いどころ)
  • よくある迷いを解消

『後宮の烏』は白川紺子、装画は香魚子。

レーベルは集英社オレンジ文庫です。

シリーズ一覧から各巻ページに進め、7巻の個別ページには「特別な妃が誘う圧倒的中華幻想譚、ここに完結!」の文言が出ています。

完結だと知ると、胸の奥がふっと軽くなりつつ、名残惜しさで少しきゅっと鳴ります。

“漫画”はある?公式の「まんが試し読み」との違い

「漫画連載」は少なくとも公式・主要ストアでは確認できません。

公式作品ページにある「まんが試し読み」は、世界観を短く紹介するプロモ的な読み物で、本編は小説です。

ここを取り違えると探す場所を誤りがちなので注意してください。

集英社 オレンジ文庫

正規で読む:電子/紙の紹介

電子は主要4ストアで配信・試し読み対応です。

紙は全国書店やECサイトで入手可能です。

ストア配信試し読み読み放題ひとことガイド
ブックライブ ありありなし小説1~7巻を都度購入。クーポンやセールの時期がある。
コミックシーモアありあり読み放題プラン自体はあるが本作は対象外作品ページは購入形式で、読み放題表示なし。
DMMブックスありありなし一般向けに定額読み放題はなし(成人向けは別サービス側)。
eBookJapan(イーブックジャパン)ありありなし定額読み放題の公式特典は2024年3月31日で終了。都度購入+クーポン活用。

※紙の文庫はAmazon等のECサイトでも購入可能です。在庫や価格は店舗により変わります。

Amazon

無料はどこまで読める?

全巻無料はできません。

正規ストアの試し読み、期間限定の値引きやクーポンを使えば、一部を無料またはお得に読めます。

完全無料をうたう非公式サイトには近づかないでください。

RAW/違法サイトについて

「raw」などの違法サイト利用は厳禁です。法的リスクだけでなく、マルウェアや詐欺被害、テキスト改ざんによる内容の誤解といったリスクも大きいです。

  • 「raw」は著作権者の許可なく公開された海賊版。閲覧やダウンロードは違法行為を助長し、利用者にも法的リスクが生じ得ます。
  • マルウェアやフィッシングが多く、端末乗っ取り・個人情報やクレカ流出の危険があります。
  • 改ざん・抜けページ・誤訳が頻発し、作品理解を大きく損ないます。
  • 収益は運営や悪質広告主に流れ、作者・出版社へは一切還元されません。
  • 偽装URLやダウンロードボタン、SNS誘導リンクなど詐欺手口が目立ちます。
  • 正規配信はABJマーク等で確認し、合法な公式サービスを利用。
  • 安全かつ作品を守るため、正規の配信や紙書籍での閲読を徹底しましょう。

正規配信か迷ったらABJマークを確認。ホワイトリストも公開されています。
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会

文化庁
ABJ

作者と出版社

  • 作者:白川紺子
    中華/和風ファンタジーとミステリ要素を丁寧な筆致で描く小説家。静かな余韻と人間関係の機微に定評があり、『後宮の烏』は全7巻完結の代表作。
  • 装画:香魚子(あゆこ)
    透明感のある色使いと繊細な線で世界観を可視化。表紙の雰囲気が作品の“静けさ”とよく響き合い、入口として強い吸引力を生む。
  • 出版社/レーベル:集英社オレンジ文庫
    “大人も読みやすいライト文芸”を掲げる文庫レーベル。恋愛・ファンタジー・ミステリ系を幅広く扱い、読みやすい文量と装画の美しさが特徴。
  • 作品の区分
    本編は小説。連載コミカライズは未確認。公式に導入用の「まんが試し読み」があるため、漫画連載と混同しないのがポイント。

英語版・海外版はある?

英語版・海外版はあります。

英語タイトルはRaven of the Inner Palaceで、米Seven Seas Entertainmentのライトノベル専用インプリントAirshipから刊行。英訳は全7巻まで出そろい、Vol.1は2023-02-14に刊行、最終巻Vol.7は2024-10-22発売(電子は先行配信)で“FINAL VOLUME”となっています。

また、繁体字中国語版(台湾)も刊行されています。

三采文化よりVol.1は2022-09-30に発売。全7巻セット商品も2023-04-21付で案内されています。出版社サイトでは試読ページも公開されています。

お得に読むコツ(価格感とクーポンの使いどころ)

ブックライブは定額読み放題はないものの、クーポン配布やセールが定期的に行われます(読み放題があるのはコミックシーモアのみ)。

DMMブックスやebookjapanも割引キャンペーンや初回クーポンがある時期があるので、まずは各ストアの試し読み→クーポン適用の順で試すのが失敗しません。

よくある迷いを解消

「漫画は連載ある?」→連載は未確認です。公式の“まんが試し読み”のみで、本編は小説。
「無料で全巻読める?」→読めません。試し読みと期間限定の値引き・クーポン活用で一部のみ。
「読む順番は?」→基本は1巻から。アニメ経由なら3巻からでも続きが楽しめます。

後宮の烏(からす):作品理解を深める

後宮の烏メインキャストのイメージ2
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  • あらすじ ネタバレなし
  • あらすじ ネタバレあり
  • アニメはどこまで?続きは原作の何巻から?
  • 登場人物(主要キャラの関係と立場)
  • 口コミ・評判・評価(ブックライブ/コミックシーモア)
  • 類似作・関連作

あらすじ ネタバレなし

後宮の最奥には、夜伽をしない特別な妃──烏妃が住むという。

姿は見る者によって違い、老婆にも少女にも見えたと噂される。名は寿雪。不思議な術を扱い、人の怨念や失せ物に関わる依頼を受ける彼女のもとへ、若き皇帝・高峻が訪れた瞬間、静かな水面に一滴が落ちたように、物語は奥へ奥へと広がっていく。

宮廷で起こる出来事はいつも人の痛みの形をしていて、ひとつひとつの謎がほどけるたびに、誰かの心に絡みついた孤独が少しだけゆるむ。寿雪は“ひとりで在る”ことを生きる術としてきたが、侍女の九九のまっすぐな温度、高峻の不器用な誠実さに触れるたび、凍った心に小さな火が灯る。

言葉の隙間、沈黙の長さ、視線の高さ──小説ならではの余白が、ふたりの距離をほんのわずかずつ縮めていく。

やがて封じられた歴史と古い神の掟が顔を出し、寿雪は“烏”としての宿命と“寿雪”としての願いのあいだで選択を迫られる。白と黒の静けさに彩られた章を重ねるほど、胸に澄んだ痛みとやさしい温度が残ります。

あらすじ ネタバレあり

寿雪は前王朝の血を示す銀髪を隠し、烏漣娘娘へ身を明け渡す器として育てられてきた。

孤独は役目の名で正当化され、彼女は“ひとりであること”を誇りの仮面で覆う。皇帝・高峻は国の均衡を守るため冷徹を装うが、寿雪の背負う宿命に触れれば、政治の論理ではほどけない情が動く。

宮中で続く怪異の解決は、烏妃の系譜と王権の闇に通じ、温螢や衛青、淡海らの過去までも照らし出す。寿雪は九九の温度に寄りかかるのではなく、烏と人の狭間で自分の意志を選ぶ決心へと歩む。

烏の半身をめぐる攻防は国の命脈を揺らし、血に刻まれた運命の鎖にひびが入る。長い夜の端に淡い光が差すとき、彼女はもう“役目の器”ではない。寿雪という名で、掟と歴史に向き合う。読み終えた瞬間、胸がふっと軽くなり、それでも名残惜しくてページを撫でてしまう。

完結に触れる詳細な要素は7巻ページの文言からも推測できるため、ここでは核心のネタは最小限に留めています。

アニメはどこまで?続きは原作の何巻から?

TVアニメ1期は原作小説2巻までが基準という整理が複数の検証記事で一致しています。

続きは3巻から読むのが最短。

アニメ公式サイトは配信・放送情報中心で、範囲の明記はありませんが、アニメ経由の人は3巻から入り、時間があれば1巻から通読すると心情の機微がもっと深く響きます。

登場人物(主要キャラの関係と立場)

  • 柳寿雪(りゅう・じゅせつ):当代の烏妃。夜明宮で人と交わらず暮らし、不思議な術で依頼(怨霊鎮め・失せ物探し等)を受ける孤高の存在。
  • 夏高峻(か・こうしゅん):即位まもない若き皇帝。かつて廃太子だった過去を持つ。寿雪に関わり、宮中の難事を共に解いていく要。
  • 九九(じうじう):元・飛燕宮の宮女で、いまは夜明宮で寿雪に仕える侍女。明るく世話好きで、寿雪の心の支えになる。
  • 衛青(えいせい):高峻に絶対の忠誠を誓う宦官。皇帝側近として政務を支え、烏妃と宮中を取り持つ要職。
  • 温螢(おんけい):高峻に仕える宦官。衛青の命で寿雪の護衛役を担う。現場対応力が高く、裏方で動く実務派。
  • 淡海(たんかい):高峻に仕える宦官。情報収集を得意とし、宮中の“見えない流れ”を読み取って報告する。
  • 雲花娘(うん・かじょう):鴛鴦宮の妃で、高峻の幼なじみ。内廷を気遣いながら、寿雪とも関わりを持つ女性。
  • 衣斯哈(いしは):飛燕宮の少年宦官。少数部族の出身で、後宮内の雑事や伝令などを担う。
  • 星星(しんしん):寿雪のそばにいる金色の鶏。烏妃に寄り添う象徴的な存在で、場面によっては行動を助ける。

※上記はTVアニメ公式キャラクターページを基に要約しています。

口コミ・評判・評価(ブックライブ/コミックシーモア)

ブックライブでもコミックシーモアでも、世界観の美しさ、静かな余韻、人物の関係性に触れる好意的なレビューが目立ちます。購入前に各ストアの商品ページで最新のレビューを確認するのが安心です。

ブックライブの口コミ・評判

  • 全体に「読みやすい文体」という評価が多く、中華幻想×ライトミステリーのバランスを好評とする声が目立つ。烏妃の硬質さと静かな情感のコントラストが「すっと入ってくる」との感想。
  • 装画の美しさ(香魚子)が作品世界への没入を強めている、という指摘が繰り返し見られる。衣装や風景の描写を「頭に浮かぶ」と評価するレビューも多い。
  • “連作短編”に近い構成でテンポ良く読める点が高評価。各話の小さな謎が解ける満足感と、寿雪と高峻のささやかな交流の積み重ねに「続きが気になる」という声。
ブックライブ

コミックシーモアの口コミ・評判

  • アニメから続き目的で小説に入った読者が一気読みするケースが多い。繊細な愛情表現や登場人物の関係性に「心が締め付けられる」という反応。
  • 後宮ものでも“ドロドロ感は控えめで、ミステリー寄り”という受け止めが多数。1話ごとに読みやすいストーリー運びを好評価。
  • 本文挿絵が少ない点に触れる声も一部あり(表紙の雰囲気は物語と合うと評価)。ラストを“あっさり”と感じたという感想も少数ながら見られる。
コミックシーモア

類似作・関連作

  • 薬屋のひとりごと(小説/漫画)
    宮廷×推理の定番。テンポが軽快で読みやすい。事件解決のカタルシス重視。
    こんな人に:会話のキレとロジックでスイスイ読みたい。
  • 紅霞後宮物語(小説)
    後宮×政略×大人の恋。骨太な軍略・政治と感情の火花。
    こんな人に:権力闘争や“覚悟”の物語が刺さる。
  • 宮廷神官物語(小説)
    霊異解決×やさしい余韻。静かな温度と成長の手触り。
    こんな人に:『後宮の烏』の“静謐さ”が好き。
  • 彩雲国物語(小説)
    架空中華の群像劇。出世譚×ロマンスで長く浸れる。
    こんな人に:人物関係をじっくり味わいたい。
  • 十二国記(小説)
    中華風世界×政と命の重み。神話的スケールで読後の余韻が深い。
    こんな人に:世界観の奥行きに没入したい。
  • 八咫烏シリーズ(小説)
    和風宮廷×神話譚。静けさの中で人と国の運命がきしむ。
    こんな人に:神秘×宮廷の“張りつめた空気”が好み。
  • 金椛国春秋(小説)
    中華風王朝の権謀術数を軽やかに。食と政治の描写が楽しい。
    こんな人に:重すぎない宮廷劇で気持ちよく読み進めたい。
  • (指向別の選び方)
    ミステリ濃いめ→薬屋/宮廷政治濃いめ→紅霞・十二国記/静かな余韻→宮廷神官・八咫烏/群像長編→彩雲国記/軽やか寄り→金椛国春秋

まずは“静かで美しい余韻”が近い宮廷神官物語か、“謎解きの爽快感”が強い薬屋のひとりごとから入るのが失敗しません。気分に合わせてどうぞ。

後宮の烏 漫画 どこで読める:まとめ

  • 『後宮の烏』は小説。集英社オレンジ文庫、全7巻完結。
  • 連載漫画はなし。公式の「まんが試し読み」は導入用で本編ではない。
  • 電子はブックライブ→コミックシーモア→DMMブックス→ebookjapanで配信・試し読みあり。読み放題は原則対象外。紙の文庫も入手可。
  • 全巻無料は不可。試し読み&クーポン活用でお得に始めるのが安全。
  • RAW/海賊版は違法かつ危険(マルウェア・詐欺・内容改ざん)。正規ルートで。
  • アニメ1期=原作2巻まで。続きは3巻から読むのが最短。
  • 読後感は静謐な宮廷幻想×ミステリ。寿雪と高峻の距離感がじわりと刺さる。
  • 口コミは世界観・余韻・人物関係を高評価。まずは1巻、アニメ組は3巻からが快適。
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