最初はただの間取り図。
なのに読み進めるほど背筋がひやり――『変な家』は“図面を読む”快感とジワ怖が同時進行する漫画です。
本記事では、どこで読めるか、無料で試す方法、読み放題の可否、単話165円と単行本の違い、最新刊と連載の進み具合、原作・映画・第2部との関係まで、迷わず最短で辿れる順番でやさしく解説します。
安全に楽しむための注意点やFAQも完備。今から追い始める人のための決定版ガイド。
変な家はどこで読める？最短ガイド（配信・無料・価格・完結/進行・注意点も）
- まず結論から
- 無料でどこまで・どこで読める？
- 読み放題の可否
- 連載版と単行本の違い（価格・収録・向いている人）
- 主要電子書店の配信状況と使い分け
- 最新刊・連載状況
- 完結してる？
- raw（違法サイトについて）
- よくあるミス&重複購入の注意
- 紙の単行本はある？
まず結論から
- 公式の最新は一迅社の公式WEBマンガ誌「一迅プラス/comic HOWL」。この記事の更新時点で第26話後編(2025/10/01)まで公開、第1・第3水曜更新が基本です。最新話に最短で触れるならここ。 (一迅プラス) (X (comic HOWL編集部))
- アプリ派はマガポケ。作品ページに「無料話=毎週月曜」「最新話=毎月20日前後」と明記してあります。無料枠で雰囲気を合法に試せます。 (マガポケ)
- 一気読みなら単行本(電子)。1〜5巻まで揃っており、巻で区切りよく読めます（例:ブックライブやコミックシーモア）。
読んだ瞬間、ただの線と部屋の並びに“意図”が潜んでいるのが見えてくる──怖いのに、目が離せない。この温度差がたまりません。
無料でどこまで・どこで読める？
- マガポケの無料話は毎週月曜更新。新規読者の試し読み口として最強。最新話は毎月20日前後で追えます。 (マガポケ)
- 電子書店の試し読み（ブックライブ→コミックシーモア→DMMブックス→ebookjapanでチェック）も有効。冒頭だけでも“間取り×推理”の相性が分かります。
読み放題の可否
| ストア | 読み放題の有無 | 補足 |
|---|---|---|
| ブックライブ | なし | 毎月お金を払って読み放題にする仕組みはありません。昔あった月額ポイントコースは2025/9/24で新規受付終了。都度購入で読むサービスです。 |
| コミックシーモア | あり(サービス自体はある) | ただし、『変な家』の作品ページは単話/単行本の通常販売。読み放題の対象としては掲載されていません（読むときは1話165円などで買う形）。 |
| DMMブックス | なし | 定額読み放題はありません。「話読み・毎日0円」サービスは2025/8/25で終了。今は基本、買って読む方式です。 |
| ebookjapan | なし | 月額の読み放題はありません（無料コーナーは別）。ほしい作品を都度購入です。 |
※「読み放題はあるけど本作は対象外」というパターン（=コミックシーモア）と、読み放題そのものが無いパターン（=ブックライブ/DMMブックス/ebookjapan）がある点に注意。
連載版と単行本の違い（価格・収録・向いている人）
| 形式 | 中身 | 価格の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 連載版(話売り) | 1話ずつ配信。前後編に分かれる回あり | 165円/話の例（ページに明記） | 最新をこまめに追いたい人 |
| 単行本(巻) | 複数話を1冊に集約 | 770〜792円/巻の例（巻によって差） | 一気読み・区切りよく進めたい人 |
※ 連載版165円（コミックシーモア/ebookjapanの単話）、単行本770円/792円（ブックライブ1巻770円、5巻792円）。
主要電子書店の配信状況と使い分け
| ストア | 取扱 | 価格の目安 | 無料で試す | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| ブックライブ | 単行本1〜5巻 | 1巻770円/5巻792円 | 試し読みあり | 巻でまとめて読むのに向く。価格が分かりやすい。 |
| コミックシーモア | 連載版/単行本 | 165円/話・5巻792円 | 試し読みあり | まず単話でお試し→良ければ巻で。読み放題は別サービス。 |
| DMMブックス | 連載版/単行本 | 165円/話など | 試し読みあり | セールやクーポン期にまとめ買いが強い。読み放題はない。 |
| eBookJapan（イーブックジャパン） | 連載版/単行本 | 165円/話・1巻770円など | 試し読み・無料コーナー | Webで買ってアプリで読める。無料コーナーも豊富。 |
※表の内容は2025/10/04時点の各作品ページ表示に基づきます。キャンペーンで変動します。
最新刊・連載状況
- 単行本は1〜5巻まで配信。5巻の配信開始日は2025/3/14（税抜720円/税込792円）。
- 公式連載は第26話後編(2025/10/01)まで公開中。更新は第1・第3水曜。 (一迅プラス)
- マガポケは無料話=毎週月曜/最新話=毎月20日前後の案内。無料で“合法に”試すならここ。
完結してる？
- 第1部は5巻で大きな区切り。
- 公式告知どおり、『変な家2〜11の間取り図〜』のコミカライズが2025年5月から再開し、現在は第2部の連載中です。
raw（違法サイトについて）
- 「raw」は無許諾スキャンの俗称で違法
- 閲覧や保存は著作権侵害に当たり、損害賠償や刑事罰のリスク
- マルウェア感染・フィッシング・個人情報流出の危険が高い
- 画質劣化や欠ページ・改変などで内容が不正確になりやすい
- 収益が作者・出版社に還元されず、続刊や連載継続に悪影響
- 広告収入で海賊版運営を間接的に支えてしまう
- 正規配信はABJマーク等で確認し、合法な公式サービスを利用
正規配信か迷ったらABJマークを確認。ホワイトリストも公開されています。
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
文化庁
ABJ
よくあるミス&重複購入の注意
- 最初に決める：「連載版(1話165円)」で追うか「単行本(770〜792円)」で一気読みか。ここがブレると二重買いになりがち。
- 収録かぶり：連載版で買った話がそのまま単行本に収録されることがあります。後から巻を買うなら、収録範囲を必ず確認。
- 前後編トラップ：「前編だけ買って後編忘れ」がよく起きる。前後編の有無をチェック。
- 無料話の再購入：すでに無料で読めた話を、うっかり単話で買い直しがち。購入前に既読マークや話数を確認。
- セット vs 単品の重複：まとめ買いセットに既に買った巻が含まれていないか要注意。
- クーポン適用範囲：単話には使えない/指定レーベルのみ等の条件あり。決済前に対象か確認。
- アプリ/ブラウザ別の取り違え：別アカウントで買うと同期できないことがあります。ログイン先を固定。
- 版の違い：同じ巻でも通常版/特典付き/カラー版など別商品がある場合あり。欲しい版を選んでから購入。
- 税抜/税込の見間違い：合計金額の税込表示で最終確認。
- 読み放題の勘違い：本作は読み放題対象外が基本。都度購入前提で計画を。
迷ったら――最新追従は連載版、コスパ重視は単行本が基本ルール。これだけで“ムダ買い”はほぼ防げます。
紙の単行本はある？
あります。
5巻=税込792円/2025/3/14発売。
通販在庫や書誌データも確認できます（Amazon/紀伊國屋など）。プレゼント用に“紙”も◎。
変な家の作品情報（あらすじ・人物・作者/出版社・関連作・口コミ・FAQ）
- あらすじ（ネタバレなし）
- ネタバレあり あらすじ
- 登場人物（主要）
- 作者と出版社
- 原作・映画・『変な家2』の関係と“読む順”
- 口コミ・評判・評価
- FAQ（よくある質問）
あらすじ（ネタバレなし）
オカルト専門のライターである“私”のもとに、知人から1枚の間取り図が届く。
ぱっと見は普通の2階建て。しかし設計士・栗原に見せると、図面の線は次々と不穏なサインを語りはじめる。窓の位置、廊下の曲がり、行き止まりの小部屋──「この家には、住む人の生活が想定されていない」。
些細な違和感が積み重なるほど、ただの家が“何かを隠すための装置”のように立ち上がり、私の背筋は冷たくなる。間取りから読み取れるのは、かすかな足音、閉ざされた視線、見えないルール。
図面の上で点だった異常が線になり、やがて面になって、過去の出来事と現在の不穏さが静かに結びついていく。調べれば調べるほど、家は言葉を持ち、住人の影は輪郭を帯びる。だが核心はまだ語られない。
ページをめくる手だけが速くなる。家という最も身近な空間が、こんなにも冷たく、こんなにも雄弁だと知る物語です。
ネタバレあり あらすじ
オカルト専門ライターの“私”は、知人が持ち込んだ間取り図を設計士・栗原と検証する。
玄関からの動線が不自然に折れ、窓のない小部屋、壁厚だけが妙に増した区画――それらは「生活のため」ではなく「何かを隠すため」に組まれた設計だと判明する。
追加で浮かんだ別の図面、そして依頼人・宮江柚希の証言が、片淵家に連なる過去の失踪・死と結びつき、家の内部に人目を避けて移動できる通路や天井裏の空隙、鍵のいらない一方向の抜け道が仕込まれていたことが露わになる。
家族の中核にいる喜江の回想や、慶太・綾乃らの行動は、家そのものが監禁と儀式のための器具だった可能性を補強する。儀式は「左手」を差し出す歪んだ信仰に根差し、間取りはその遂行と隠蔽のために最適化されていた。
栗原は図面を読みほどき、物置→隠し戸→天井裏→外へ至る搬出経路を再構築。点在していた“違和感”は一本の動線でつながり、犯行の手順が空間的に説明される。
やがて“私”と柚希は、家に仕掛けられた意図と家族の連鎖を突き止め、第1部は片淵家の謎に区切りを付ける。しかし終わりではない。同じ設計思想は別の家々にも潜み、11の間取りが新たな事件を呼び寄せる――物語は第2部へ続きます。
登場人物（主要）
- 「私」：オカルト専門のライター。図面から“生活の声”を拾い上げる視点役。
- 栗原：設計士。ドアの向きや壁の厚みから設計者の意図を読み解く推理の要。
- 宮江柚希：現在と過去を繋ぐキーパーソン。第1部の核心へ案内する。
作者と出版社
- 原作：雨穴（飛鳥新社）
- 漫画：綾野暁
- 出版社/レーベル：一迅社／HOWLコミックス (一迅プラス)
- 配信拠点：一迅プラス（comic HOWL）、マガポケ、主要電子書店（単話・単行本）。
原作・映画・『変な家2』の関係と“読む順”
- 全体像
- 原作小説『変な家』…物語の出発点。
- 漫画第1部(単行本1〜5巻)…小説1作目のコミカライズ。区切りが分かりやすい。
- 映画『変な家』…小説1作目ベースの再構成版（映像ならではの演出あり）。
- 小説『変な家2〜11の間取り図〜』…続編。
- 漫画第2部…小説2作目を踏まえて展開中。
- いちばんおすすめの順番（初見向け）
小説1作目 → 漫画第1部 → 映画 → 小説2作目 → 漫画第2部
理由：物語の“設計思想”→視覚的理解→映像で答え合わせ→続編で世界拡張、の順で腑に落ちる。 - サクッと体験したい人向け
漫画第1部 → 映画 → 漫画第2部
理由：区切りが明確でテンポ良く全体像をつかめる。 - ネタバレ回避のコツ
先に映画を観ると“種明かし”が早く来ることあり。筋を追いたいなら活字/漫画→映画の順が安心。 - 迷ったらこれ
漫画第1部で入口 → 気に入ったら小説1作目で深掘り → 映画で再確認 → 小説2作目&漫画第2部で継続
口コミ・評判・評価
以下は作品ページの読者レビュー傾向を抜き出してまとめたものです。
ブックライブ（作品ページのレビュー）
- 「間取り×ミステリー」が新鮮。絵がきれいで読みやすく、続きが気になるという声が多い。
- 小説/YouTube経由の読者が“漫画だと図面が分かりやすい”と高評価。「媒体が変わっても面白い」との感想が目立つ。
- “静かな怖さ”がじわじわ来るタイプで、ホラーが得意でなくても読みやすいという受け止め。
- 1冊完結ではなく“続きもの”だと知って驚いた、引きで先読みしたくなるというコメント。
コミックシーモア（作品ページのレビュー）
- 原作に忠実で面白い／ホラーが苦手な人には少し怖いが、続きが気になる作りでおすすめという評価。
- テンポは“ゆっくりめ”だが緩急が上手く、絵が丁寧で読みやすいというポジティブ意見。新刊を待つ間に既刊を読み返す、との声も。
- ミステリー×サスペンスで“怖いもの見たさ”が止まらないという読者の感想が複数。
- 一方で「自分には合わない」「間取りでゾクッとしない」などの合わない派の声も一定数見られる。
FAQ（よくある質問）
Q. いちばん早く最新に追いつくには？
A. 一迅プラス(comic HOWL)で最新話をチェック→気に入ったら単行本で一気読みが最短。マガポケの無料/最新話更新案内も活用してください。
Q. 読み放題で全話読める？
A. いいえ。都度購入が基本です。コミックシーモアには読み放題サービス自体はありますが、本作ページは通常販売（単話/単行本）です。
Q. 単話と単行本、どちらが得？
A. 最新追従=連載版165円/話、コスパ&区切り=単行本770〜792円/巻が目安。セール時は単行本まとめ買いが強い。重複買いに注意。
Q. いま完結してる？
A. 第1部は5巻で区切り。第2部（『変な家2〜11の間取り図〜』）が2025年5月から連載再開し、最新話は一迅プラスで追えます。
変な家 漫画 どこで読める：まとめ
- 公式は一迅プラス(comic HOWL)。更新は第1・第3水曜
- アプリ派はマガポケ。無料話は毎週月曜／最新話は毎月20日前後
- 電子書店はブックライブ→コミックシーモア→DMMブックス→ebookjapanなどで比較
- 読み放題は基本なし（シーモアにサービス自体はあるが本作は対象外）
- 単話=165円目安、単行本=770〜792円/巻。重複購入に注意
- 一気読みは単行本、最新追従は連載版がラク
- まず試し読みで作画とテンポを確認→気に入ったら巻で購入
- クーポン/還元の時期を狙うと単行本まとめ買いがお得
- 既刊は1〜5巻。第1部の区切り後、第2部が連載中
- raw等の違法サイトは利用NG。ABJマークの正規サービスを利用
